優しい=モテる男性ではない!しかし優しいことは武器になります。
優しければモテるという考えは危険です!
優しさに自信があるという男性は非常に多いです。
「あなたの性格は?」と質問すれば
10人中9人は「優しい」と答えるのではないでしょうか。
女性からすればうんざりするような答えではありますが。
たしかに優しいということは大事なことであり
男性にとってはそれが強い武器になったりもします。
優しくない男性よりも優しい男性の方が
遥かに魅力的であることも間違いないわけですので。
しかし、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
モテる優しさとモテない優しさが存在するのです。
優しさなんてそれ以上でも以下でもないだろうと思うところですが、
これはいったいどういうことなのでしょう。
ここを理解しない男性はいつまで経ってもモテることはありませんが、
理解できたならば急激にモテる男性になることも不可能ではありません。
どのようなことなのかをここで一緒に考えていきましょう。
「優しいこと」は長所としては弱い
異性と出会う方法としてマッチングアプリ、
出会い系サイト、婚活パーティー、結婚相談所など
今はいくらでもその方法はあります。
また、それらを利用した際に必ずプロフィールを書くことになりますが、
ここで長所に「優しい」と書く男性は非常に多いです。
なぜならば、自分で「自分は優しい」と思っているからです。
それは決して間違いではないのですが、
長所としては非常に弱いとも言えるのです。
それは他の大多数の男性が同様に「優しい」と書いているからです。
そして皆さん、ただ優しければ良いと思っているからです。
その意味では決して間違っているとは言えないのですが、
だからこそ厄介なのです。
そう述べております私自身、
自信たっぷりでプロフィール欄には「優しい」と書いておりました。
誰よりも優しさには自信があると
自信満々な気持ちでそう書いていました。
当時はそれが長所として弱い、それも勘違いしてるとも気付かずにです。
当然、女性からはあまり相手にされないという結果に終わりました。
そうしますと、優しいということは意味がないことなのでしょうか?
ここが難しいところですよね。
簡単に言いますと、何がどう優しいのか、
またそれをうまく使いこなせているかがキーとなるのです。
もう一度述べますが、優しさというのは使い方を間違えなければ
非常に強力な武器になり得るのです。
絶対的な長所ともなり得るわけですね。
女性が求めている優しさとは?
優しいに種類なんてあるのかと思うかもしれませんが、
あくまで相手は女性です。
女性からすれば違いがあるのです。
ここが大きなポイントともなりますが、
多くの男性は自分目線、男性目線で考えているため
その優しさも空回りしていることになるのですね。
こんな優しさはダメ
まず女性が求めていない優しさを述べていきますが、
それは自分主体となっている優しさです。
この自分というのは男性自身を指していますが、
そこに女性は魅力を感じていません。
これは優しさに限ったものではありませんが、
自分主体の男性というのはそもそも女性に相手にされません。
そこを見抜く、キャッチするのが女性はうまいため
非常に厄介なところでもあります。
一見すると女性のためを思って気遣いをしているというものがあります。
・相手に合わせる
・顔色を伺う
・女性がYesというものだけ尊重する
どうでしょう?
難しい部分ではありますが、
これらはすべて自分自身のためにおこなっているものです。
たしかに優しくはありますが、自分が満足するためにしているものなのです。
これが自分主体の優しさというものなのですね。
当然、これらは女性が求めていないというものになります。
ここで客観的に考えていただきたいのですが、
これらはどのような男性をイメージされますか?
・頼りない
・受け身
・自分の考えが無い(弱い)
・自信が無い
このような男性ではないでしょうか?
いずれも女性が嫌うタイプの男性です。
悪い男性ではないため、「いい人」と言えるかもしれませんが
女性からすれば「いい人」というのは男性としての魅力に欠けるのです。
決して悪いことではないのですが、
男性としてのアピールポイントとしては非常に弱いのです。
つまり、いい人=モテない男性ということなのですね。
更に言えば何を聞かれても「なんでもいい」と答える男性が多いです。
なんでもいいと言っていますので都合の良い男性とも思えますが、
優柔不断で決められない男性と女性からは見られています。
この優柔不断は女性が嫌う上位にランクインするようなタイプなのです。
女性からすればこれは見ていてイライラするタイプでもありますよ。
おとなしそうで自分を出さない、そのような男性にも見えますが、
これは決して「良い優しさ」ではないのです。
しかも女性としては選択権を丸投げされている状態ですので、
ますますイライラさせられるのです。
このように自分主体の優しさというのは
女性からすれば遠慮したいものなのです。
こんな優しさはOK!
ダメな優しさについて述べてきましたが、
ではOKとなる優しさ、女性が求める優しさとはなんでしょう。
それは次のようなものです。
・責任を持つ
・気持ちの余裕を持つ
どうでしょう?
いずれも大人としての優しさだと思えませんか?
しかも自分のためではなく、相手を心地よくさせることができる優しさです。
これらについてはもう少し深く考えていきましょう。
まず、責任を持つということは、自分が決断するという意味を持っています。
デートのときにお店を決める際、女性の意見も取り入れますが
決めるのは自分自身なのです。
例えば女性があるお店を決めたとして
そのお店が当日に休みであったとしたら。
気まずい雰囲気にもなりますし、女性は責任を感じてしまいますよね。
そうではなく、男性がお店を決めたならば
もしお店が休みであったとしても笑って済ませられることなのです。
責任を持つと言っていますので、
男性も一言「ごめん」と言えば済むものなのです。
女性としても「仕方ないね」となるのですが、
これが大きなポイントとなるのです。
責任と言いますと重苦しい言葉にも思えますが、
責任を持って決めてあげるという気持ちがあれば十分です。
女性はここに居心地の良さ、安心感を感じるわけですね。
つまり、頼りになる男性と思ってもらえるのです。
職場の上司などでもこのタイプは部下に尊敬されていたりしますよね。
次に気持ちの余裕を持つことですが、
一見しますと優しさとは関係ないように思えますよね。
しかし、これは密接な関係があるのです。
余裕を持つということは細かいことにいちいち気にしないとも言えますが、
相手の顔色を伺わないというブレない強さがあるとも言えます。
もし相手に何か言われた際にオロオロしてしまう、
または怒ってしまう。
これらは今まで優しい素振りを見せていたとしても
一気にそのメッキが剥がれてしまうわけです。
多くの男性はまさにこのタイプであり、
上っ面だけの優しさでしかないのです。
対して余裕のある男性というのは懐が深く
心が広いとも言えますよね。
そのため動じない強さがあり、
余裕があるからこそ他人に優しく接することができるのです。
このような男性はいつも一歩引いたところでニコニコしています。
いつでも見守ってくれているという安心感もあるのですね。
もちろん、相手の顔色を伺わないと言いましても、
相手が疲れていたり気持ちが沈んでいるようなときには
しっかりと気付くことができ気遣いができます。
当然、こういった男性は相手からの見返りなどまったく求めていません。
この状態が当たり前と思っているからです。
このように些細なことに動じないという強さは優しさにもなるのですね。
例えるならば太陽ですよね。
このようなものが女性が求める優しさであり、
大人の余裕というものなのですね。
だからモテるのです。
優しい男性と思われるには?
女性が求める男性の優しさについて考えてきましたが、
注意点がいくつかあります。
せっかく優しいと思われる条件を満たしていても
チャンスを逃してしまう場合があるからです。
それは次のようなものになります。
・対象の女性にだけ優しい
・顔色を伺わないことを勘違いして捉える
・否定してしまう
・相手の一歩先を読むことができない
これらは本当の優しさとは言えませんし、
やはりメッキが剥がれるのも時間の問題です。
それを回避するためにもしっかりと意識しておきたいところですね。
まず、あなたが優しく接する相手は対象となる女性だけでしょうか?
よくあるのがお店に入った際に店員に悪態をついてしまう、
お年寄りや子供が道で困っていても見ぬふりをする、などです。
このような男性はいざとなるとその女性さえも簡単に見捨てます。
店員に威圧的な態度を取るならば
もともとそのような性格を持ち合わせているという証拠になります。
当然、このような男性はすぐに女性から見切りを付けられてしまいます。
心に余裕のある男性ならばその女性だけでなく
あらゆる人に対して優しく接することができるはずです。
次に心に余裕のある男性は女性の顔色をいちいち伺わないと述べてきましたが、
だからといって自分が最優先というわけではありません。
レディーファーストという言葉ある通り、
女性は自分自身を優先してくれる男性を好みます。
お店を決める際などの決断をするのは男性の役割ですが、
そこに導いてあげるのもまた男性の役目なのです。
お店に入る際、エレベーターに乗る際などは
女性を優先してあげましょう。
3つ目の否定をしてしまうですが、これはとくに注意が必要です。
まず、女性は否定されることが大嫌いです。
そこで自分は考え方もブレないのだからと
女性が間違っていた際に真っ向から否定してしまったりします。
「自分は間違っていないのだから」と。
しかし、これはダメです。
女性は否定されることが嫌いと分かっていますので、
提案してあげたり自然と方向修正してあげるようにする必要があるのです。
基本は肯定です。
肯定した上で女性を改善に導いてあげなければいけないのです。
これもブレない強さがあるならば、できることですよね。
尚、女性は愚痴やネガティブな内容を男性に聞いてほしい場合が多いです。
このとき、否定することはもちろんいけませんが、
一緒になってネガティブな気持ちになることもいけません。
遠回しにでも肯定し応援してあげることで
「この男性は優しい」と思ってもらえるのです。
このように優しいと思われるためには
会話として肯定、応援することが基本なのです。
4つ目の相手の一歩先を読むことができないですが、
これは経験を重ねなければなかなか難しいものでもあります。
なぜかと申し上げますと女性はワガママなのです。
ワガママだけでも大変ですが、
女性は言葉を端折って話しますので
そこを読取ることが必要になってきます。
つまり、女性が何を言っているのか
何を言いたいのかを察してあげるということなのです。
酷いときには言葉に出すことすらしないときもあります。
一見しますと優しさと関係ないように思えますが、
これができますと「気遣いができる人」と思われるのです。
「私のことを考えてくれている、優しい人」となるのですね。
とくに女性は主語を言いません。
唐突に会話の芯の部分だけ話したりします。
それでも女性同士では通じ合っているわけですので、
それを男性にも無意識にでも求めているのです。
ワガママですがこれに応えてあげられる人がモテるわけです。
ここは男性としては辛いところですが、
これができない人は空気が読めない人、
察することができない人としてマイナス印象となってしまうのです。
経験あるのみ!
優しさには受け身であるもの、
攻め手であるものに分けることができました。
前者の受け身は女性に責任転嫁しているだけであり、
自分を守りたいが故の見せかけの優しさです。
対して後者の攻め手はその女性を大事にしたいという気持ちが強く、
また男らしさを前面に出すことができる優しさだと言えます。
しかも心に余裕があることでその女性だけでなく
あらゆる人、いえ人だけでなく動植物などにさえも優しくすることができるのです。
あなたが女性の立場なら、
これほど優しさに溢れていて魅力的な男性はいないと思えるのではないでしょうか。
しかし、この優しさを身につけるには場数を踏まなければなりません。
どのようなことでも構いませんが、とにかく経験あるのみです。
そうすることで視野、考え方が広くなり
それはつまり心の広さに繋がってくるのです。
環境的に可能であるならば、できる限り女性と接してください。
女性はわりとネガティブ発言が多いこと、
1から10までは話さないことなどが理解できると思います。
また「俺に任せておけ」という男らしさを見せる練習にもなります。
このようにすべてあなたの糧なりますので
経験を重ねて本当に優しい男性になっていってくださいね。
漠然と優しさをアピールしている男性など相手にならなくなりますよ。
気付けばあなたは女性にモテる男性になっているかもしれませんよ。
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