結婚するメリットを考える！男にとって意味のないことなのか？

結婚するメリットとは？男にとって結婚は必要？

 

結婚にメリットを感じない、
また、メリットを感じないから結婚しない、
そう考える男性も多くなってきています。

 

むしろ金銭面の不安や人付合いが面倒だからと
デメリットとして捉えていたりもします。

 

結婚しないのではなく結婚できない男性も多く、
その言い訳としてデメリットを挙げる人もいます。

 

このようにデメリットから考えるケースが多く
メリットについてはあまり考えられていなかったりします。

 

そこでここではメリットに特化して考えていき
｢よし、自分も結婚を目指そう！｣と
そんな背中の後押しができれば幸いに思います。

 

私自身、結婚はしていますが
子供にも恵まれて本当に幸せな毎日を過ごしているからです。

 

もっとも、結婚は損得勘定で考えるものではありませんが。

 

晩婚化が進んでいても

 

まず、気になるのはどのくらいの人が結婚しているのかですね。

 

ほとんどの人がメリット、デメリットで結婚しているわけではありませんが、
デメリットばかりならば結婚する人などいません。

 

そこで次のデータをご覧ください。

 

 

これは国税調査によるデータです。

 

晩婚化が進んでいるからでしょうか、
10代はともかく20代でも結婚している人は少ないです。

 

それが30代に入りますと急激に既婚者が増え、
40代にもなりますと10人中7人が結婚しています。

 

更に50代では10人中8人が結婚していますね。

 

そう考えますと、デメリットを感じる人、
結婚しない人、結婚できない人の割合としては
やはり少数派となるのですね。

 

ネットニュースでは結婚しない人が増えているというように
煽り気味の記事をよく目にします。

 

そのような記事は参考程度とし、
真に受けない方がよいと言えますよね。

 

なぜならば、事実として大半の人が結婚しているのですから。

 

男性もですが、とくに女性は意識しなくてはいけないところかもしれません。

 

40代女性の既婚率は10人中8人、
50代に至っては10人中9人が結婚しているのです。

 

｢結婚だけが幸せじゃない｣、｢結婚だけが人生じゃない｣と
決まり文句のように結婚を否定しています。

 

それはその人の考え方ですので否定する意味もありませんが、
この人数割合を見てしまいますと結婚できない言い訳にしか聞こえませんよね。

 

このように結婚に対して否定的な人もいますが、
ここではメリットについて考えていきましょう。

 

仕事面について

 

既婚者のほとんどは仕事をしています。

 

転職時の一時的な無職時期などはあったりしますが、
基本的には職に就いていることでしょう。

 

これは一言で｢家族がいるから｣です。

 

独身時代は自分一人のことを考えれば良かったため
無職だとしても実家のサポートもあり何とか凌げることもあり
仕事に対してそこまで本気でなくても何とかなりました。
(無職が良いと言っているわけではありません)

 

もしくはアルバイトやパート、日雇い派遣などでも
何とか生活できたりしていました。

 

引きこもりやニートの方が多いのも独身ですよね。

 

これが既婚者になりますと、家族を養わなくてはなりません。

 

このように述べますとデメリットなのかと捉えられるかもしれませんが、
そこはまったくの逆です。

 

守るべき家族がいるからこそ、
愛するべき家族がいるからこそ
歯を食いしばってでも仕事を頑張ることができるのです。

仕事が苦しくても乗り越えてしまうことができます。

 

不思議なことにこれはストレスにもなりません。

 

これは独身時代には考えられなかったものです。

 

気持ちの上で一回りも二回りも成長し
忍耐強くなることができるとも言えます。

 

簡単に言えば心、精神面が強くなるということですね。

 

それも格段にアップします。

 

家族を守るという責任感が仕事面での責任感にも作用してきます。

 

あなたの職場に既婚者の方がいましたら見てみてください。

 

仕事に対する本気度が独身の方よりも強いという人が多いはずです。

 

帰るべき家(家族)があるからこそ、
仕事に専念することもできるのですね。

 

この仕事への情熱は子供ができますと更にアップします。

 

子供を良い大学に入れたいからというような目標にもなりますが、
もっとシンプルに子供に父親としての背中を見せたいという
そんなプライドも関係しているのでしょう。

 

また、休日は子供を含め家族と目いっぱい遊んだりするため、
気持ちのリフレッシュもうまくできるようになります。

 

休日にリフレッシュすることで
また仕事の際はスイッチが入り頑張ることができるのです。

 

メリハリのついた生活ができているということなのですね。

このように仕事面で考えますと
実は良いことばかりと言えるのです。

 

当然、この頑張る姿勢は出世にも関係してきます。

 

上司やリーダー、役職といったポジションに就いている人は
やはり既婚者が多いです。

 

上記のようなポジションに就きますと収入もアップしますので、
これを家族に還元することができるのです。

 

家族のために仕事を頑張り、
そこで得られたものが家族のためになるのですね。

 

また、会社によっては家族手当や住宅手当といった
既婚者ならではの手当をもらえたりもしますよね。

 

このようなことからモチベーションを高く維持し続けやすいのも
既婚者の特徴と言えるのです。

 

裕福な生活がしやすい

 

独身時代ではどう頑張っても1馬力でした。

 

つまり1人分の収入のみだったわけですね。

 

これが結婚しますと収入は2馬力、
共働きとしますと2人分の収入となるのです。

 

そこで収入が2人分になったところで
支出も2人分であろうと考えたりもしますが、
支出は単純に2人分とはなりません。

 

家賃や食費で考えたとしても1.5人分も無いでしょう。

 

実際には1.2～1.3人分といったところです。

 

そうしますと、金銭面で余裕が出てきますので
より多く貯金に回せたり、裕福な生活ができるようになるのです。

 

新築を建てるというような目標を立てることもできます。

 

独身の方で新築を建てる人はいませんからね。

 

このようなライフプランとしても
独身の頃と比較して次のステージに進むことになるのです。

では、女性側が専業主婦の場合はどうかですが、
たしかに金銭面で言えば共働きよりは苦しくなります。

 

しかし、完全に家を任せることができますので、
男性は仕事に対してこれまで以上に専念することができるのです。

 

仕事を終えて家に帰れば掃除されたキレイな家が待っています。

 

また、帰宅時には温かくおいしい夕飯も用意されています。

 

お風呂も沸かしてあることでしょう。

 

このように役割を分けることで
それぞれ仕事、家事に専念できるのです。

 

もし1馬力では収入に不安があるのならば、
女性にはフルタイムでなくともパートやアルバイトでもよいでしょう。

 

それだけでも生活はグッと楽になります。

 

食事の心配がない

 

総じて食事に関しては女性の方が詳しいです。

 

結婚に向けて食事の勉強をしていたりもします。

 

この食事ですが、おいしく作ることもですが
何よりも健康に気を配った料理をする女性が多いです。

 

やはり大切な旦那、子供のために
健康的な食事をと考えてくれているのでしょうね。

 

独身時代ではどうしてもコンビニ弁当やお惣菜、
カップラーメンなどがメインとなってしまいます。

 

自炊する人もいますが、1人分しか作らないため
だんだんと億劫になってしまいいつしか自炊もやめてしまいます。

 

食事を作るのが割に合わないと言った方が正しいでしょうか。

 

また、仕事で残業などがあり帰宅が遅くなりましたら、
食事を作ることは省いてしまうことでしょう。

このように食による健康へのダメージは確実に蓄積されていくのですね。

 

これが既婚者の場合では残業で遅くなったとしても
食事が手抜きということはありません。

 

むしろ｢お疲れ様｣ということで
より健康的でおいしい料理が待っていたりします。

 

食事に関して言えば夕食がイメージしやすいですが、
朝食についてもメリットがあります。

 

朝は身支度などで忙しいため、
朝食をとったとして後片付けはできないこともあります。

 

しかし、結婚していますと女性が手早く片付けてくれます。

 

そのため、実は掃除などを含め清潔面でも結婚している方が安心と言えるのですね。

 

孤独や寂しさとは無縁

 

家族がいることで確実に話し相手がいます。

 

仕事から家に帰宅した際には真っ暗ということもありません。

 

｢おかえりなさい｣と出迎えてもくれます。

 

また、旅行やイベントに行く際も家族がいることで
気持ちの余裕も出てきます。

 

私自身、独身時代が長かったですが、
どこか肩身が狭いといつも感じていました。

 

一人旅行などにも行きましたが、
だんだんと虚しい気持ちになってきました。

 

休日も誰とも一言も話さないということも多々ありました。

 

孤独と寂しさを強く感じていたわけですね。

 

これが結婚生活ともなりますと、
賑やかな毎日となるのです。

 

｢今を生きているんだな｣と実感することさえもできます。

 

当然、一人で出かけることもできますので
独身時代のように自由がないわけでもありません。

 

このように常に気持ちが満たされている状態であるため、
仕事を含め、何かにチャレンジしたり頑張ることができるのですね。

 

命のリレーを続けられる

 

あなたは誰からどのように生まれてきましたか？

 

あなたの代であなたの家系が途切れても何とも思いませんか？

 

ここは今の時代を生きる人にとくに強く考えてほしいものですが、
今は周りのことを考えない、考えられない人が多いですし
自分一人で生きているという考えの人も多いです。

 

しかし、実際には命のリレーを受け継いで
今を生きているわけですよね。

 

父や母、祖父や祖母、もっと以前の祖先がいて
今この時代に命を授かったわけです。

 

それは決して50年や100年といったレベルのものではありません。

 

数百年、いえ、もっと以前から受け継がれた
命のリレーでバトンタッチを受けたわけですよね。

 

このバトンを次の代に繋ぐものが｢結婚｣であり、
最大のメリットと言っても過言ではありません。

 

メリットというよりも本能に近いものかもしれませんね。

 

また、見方によっては自分自身のDNAを受け継いだ
子供に会うことができるのです。

これは独身の方には絶対に得られない、
理解できないものかもしれません。

 

私自身、独身時代は｢自分に子供なんて｣と考えていましたが、
出産に立ち会った際には奇跡を目の当たりにした感覚です。

 

単純に感動しました。

 

普通に生きてるだけでは味わうことができない
奇跡的な瞬間に立ち会えるわけですね。

 

本当に言葉では言い表せない不思議な気持ち、感覚ですよ。

 

このような経験が自分を一回りも二回りも成長させるのです。

 

もちろん、子供は自分自身ではありませんので
分身でもないですし考え方も違います。

 

しかし、血のつながった親子となり、
自分自身のバトンを受ける次の世代が誕生するのです。

 

そして、この子育てを通じて
自分自身が更に成長することもできます。

 

人生として次のステージに進めるのですね。

 

このようにメリットという言葉が安っぽく感じるほど
結婚することで多大なる恩恵を受けることができるのです。

 

また、命のリレーが続いていくのですね。

 

モテる男性になる？

 

これは意外なメリットかもしれませんが、
結婚することでモテる男性になることもあります。

 

モテるというよりも人気が出るといった方が適切かもしれません。

 

それはこれまで述べてきました人生経験に加え、
結婚しているという事実がありますので
｢女性に認められた男性｣というイメージがつくのです。

 

浮気や不倫は決して良いことではありませんが、
それでも浮気や不倫がそれだけ多いということは
既婚者に魅力があるからですよね。

 

男性としての魅力が独身の頃よりも格段に上がるわけです。

 

家族がいるというリスクはあるものの、
女性からすれば安心感のある男性として目に映るのでしょう。

 

実際に女性と接するときも紳士的に振舞えたり、
仕事も努力しているため頼られたりもするのです。

 

このように自然とモテる男性になっていたりするのですね。

 

女性に対する余裕さえ出てくるとも言えます。

 

対して、独身の男性というのは
結局女性に奥手であったり免疫がなかったりします。

 

また、40代にもなりますと
｢結婚できない変な男性｣というレッテルも貼られてしまいます。

 

女性から安心できない、信用できないと思われてしまうのですね。

 

病気やケガのときが楽

 

軽い風邪などではその差はありませんが、
高熱で布団から出られない、ケガをして動けない、
このようないざという際に家族がいるということは心強いです。

 

すぐに病院を調べ連絡を取ってもらえたり、
看病してもらえたりします。

 

車で病院へ送ってもらうこともできます。

 

生死に関わるほどの重病の際も
救急車を呼んでもらったり対応してもらうこともできます。

 

あらゆる面でお任せすることができるのですね。

 

当然、入院の際は着替えを持ってきてもらったりもできます。

 

これが独身ならばすべて自分一人でしなくてはなりません。

 

どんなに辛く苦しくても自分でやらないことにはどうにもなりませんよね。

 

意識不明など重症の際も誰も助けてくれません。

 

そのまま誰にも気付かれずに息を引き取ることになるでしょう。

 

このような安心感は結婚することにより得られるメリットと言えますね。

 

相手を思い遣る気持ち

 

今は｢自分さえ良ければ｣という人が非常に多いです。

 

この考え方ですが、若い人というよりも
独身の方に多かったりします。

 

それ故に独身である可能性が高かったりもするのですが。

 

しかし、結婚のメリットして
相手を思い遣る気持ちが養えます。

 

それは相手の女性であったり、子供のことであったりと。

 

｢思い遣る気持ち自体、何のメリットがあるのか｣と思われるかもしれませんが、
この気持ちがあるからこそ心の余裕が生まれるのです。

 

人としての本当の優しさも身に付きます。

 

また、人生における充実度も格段にアップします。

それほど相手を思い遣る気持ち、
心の余裕というのは生きる上で大切な要素なのですね。

 

独身ならば自分中心で生きていることでしょう。

 

しかし、人は決して自分一人で生きているわけではありませんよね。

 

大勢の人に支えられて、
また自分がその人たちを支えて生きているのです。

 

そこを強く実感できるのも結婚によるメリットと言えるのです。

 

何気ない当たり前のような毎日ですが、
独身のままと既婚者では
この充実度が比較にならないほど差が出ます。

 

それはすべて相手を思い遣る気持ちがベースとなっているのです。

 

デメリットを遥かに超える

 

結婚しますと自由な時間やお金のことなど
たしかにデメリットとなる部分もあります。

 

そこだけに着目してしまいますと
｢結婚なんてしない方がいい｣となりますし、
その気持ちも理解できます。

 

しかし、そんなデメリットを遥かに超えるメリットを手にすることができるのが
結婚ということなのです。

 

損得で考えるというよりも次元が違う領域と言った方が
正しいのかもしれません。

 

何よりも自分の子供や孫に出会うことができるのは
結婚した者だけに与えられた特権とも言えます。

 

また、結婚しますと自分だけの幸福感を得ることができますので、
あなたも自分だけのメリットと言える
そんな感覚を見つけてみてくださいね。

 

何百年、いえそれよりずっと以前から誰もがおこなってきた
結婚という幸せをあなたもぜひ掴んでみてください。